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人材派遣の見積もりは適正?派遣料金の比較方法を簡単に解説

事業の拡大や社員の退職などに伴い、人的リソースを補充するために人材派遣サービスの利用を検討している人は多いでしょう。
人材派遣は、労働者を直接雇用せず人材を確保できる便利なサービスです。

しかし、人材派遣サービスを適正価格で利用するためには、相場を把握したうえで比較検討する必要があります。

今回は、人材派遣サービスの仕組みから適正価格を算出する方法、優良な人材派遣会社を選ぶポイントまでを解説します。
低価格で高品質な人材がほしい人は、ぜひ最後まで当記事に目を通してみてください。

1.人材派遣サービスの仕組み

人材派遣サービスとは、人材派遣会社から派遣された労働者が、派遣先企業で仕事するサービスを指します。

通常の雇用契約とは以下の点が異なります。

契約形態 雇用主 勤務先
雇用契約 企業が労働者を直接雇用する労働者は雇用された企業で勤務する
派遣契約 人材派遣会社が労働者を雇用する労働者は派遣先企業で勤務する

企業が派遣契約を活用するメリットは、労働者を直接雇用することなく、必要に応じて人的リソースを補うことができる点です。
企業は、人材派遣会社に派遣依頼と派遣料の支払いを行うだけで、雇用に関連する煩雑な手続きも省くことができます。

人材派遣会社は、支払われた派遣料から労働者に給与・社会保険・福利厚生を提供します。

1-1.派遣料金の内訳

人材派遣サービスを利用する際は、人材派遣会社に料金を支払わなければなりません。
派遣されてくる人材の雇用主は人材派遣会社となるため、企業が人材派遣会社に支払う料金の名目は外注費となります。

料金体系は人材派遣会社により異なりますが、一般的に以下のような内訳となります。

<人材派遣サービスの料金内訳>

派遣料金=賃金+マージン

企業は、「派遣されてきた人材の賃金」と「人材派遣会社の収益となるマージン」を合わせた金額を支払います。

マージンの利率は上限・下限の決まりがなく、20%~40%が相場です。
ITエンジニアなど、専門的な知識や技術を要する業種であるほど、マージンも高く設定されている傾向にあります。たとえば、時給1,500円・マージン30%のIT技術者派遣を依頼した場合、1時間あたり約2,140円の派遣料金が発生します。

2.人材派遣の見積もりが適正価格か確認する方法

人材派遣サービスを利用する際、一般的には請求した見積もりを参考に検討します。インターネット上には、一括見積もりを依頼できるサービスもあるほどです。
しかし、派遣料金の相場がわからなければ、見積もり価格が適正かどうか判断することはできません。
そのため、見積もりを比較検討するときは、適正価格を把握しておく必要があります。

ここからは、人材派遣サービスの適正価格を算出する方法を解説します。

2-1.STEP1:派遣料金の全国平均を算出する

派遣料金の適正価格を算出するときは、まず派遣料金の時給における全国平均を把握することから始めます。
インターネットでも調べられますが、派遣料金の相場は厚生労働省の資料をもとに自分で計算することもできます。

厚生労働省の「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果」によると、全業種における1日あたりの派遣料金の全国平均は23,044円です。

出典:厚生労働省「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果(労働者派遣事業・都道府県別)」

今回は、全業種における全国平均の日給をもとに時給を算出します。
最初に全国平均の税込時給を出してから、消費税10%を控除した税抜時給を計算します。

<平均的な時給を算出する方法>

23,044円÷8時間=2,880円
2,880円×0.1(消費税10%)=288円(消費税分)
2,880円-288円=2,552円

上記から、税抜で換算した派遣料金の全国平均は2,552円であることがわかります。

2-2.STEP2:算出した時給を地域に合わせて補正する

STEP1で算出した派遣料金は、あくまで全国の平均値です。
次は、より正確な金額を把握するために、全国の最低賃金から算出した補正係数を利用して、地域に合わせた派遣料金を算出します。
補正係数は、地域の最低賃金を全国平均の最低賃金を割ることで求めることができます。

今回は、東京都の最低賃金を使用します。
厚生労働省の資料によると、最低賃金の全国平均は902円であるのに対し、東京都の最低賃金は1,013円です。

出典:厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

最低賃金から割り出した補正係数を、税抜で換算した派遣料金にかけることで、地域別の派遣料金を算出することができます。

<地域別の派遣料金を算出する方法>

1,013円÷902円=1.12倍(補正係数)
2,592円×1.12倍=2,903円

上記から、東京都における派遣料金の相場は2,903円であることがわかります。

2-3.STEP3:人材派遣会社の見積もり価格と比較する

補正係数を用いて地域に合わせた派遣料金を算出したら、人材派遣会社が提示した見積もり価格と比較してみましょう。

会社のある地域における派遣料金の相場がわかっているため、人材派遣会社の見積もりが適正であるか判断しやすくなります。
また、地域に合わせて算出した派遣料金は、利用するサービスと価格のバランスを確かめる基準にもなります。

人材派遣会社と派遣料金の交渉を行うときにも役立つため、人材サービスの利用を検討している場合は、全国平均や最低賃金から地域の派遣料金の相場を算出してみましょう。

3.低コスト・高品質な人材派遣会社を選ぶポイント

見積もり価格を比較検討することも重要ですが、価格の情報だけで人材派遣会社を決めることは得策とは言えません。
低価格で人材を確保できたとしても、派遣された人材のスキルが低かったり、トラブル時の人材派遣会社の対応が悪かったりすると、かえって損をすることもあります。

人材派遣会社を選ぶ際は、価格とサービスの両面から人材派遣会社を評価することが大切です。

ここからは、価格以外で人材派遣会社の良し悪しを判断するポイントを解説します。

3-1.自社のニーズに合わせた提案力があるか

人材派遣会社を選ぶ際には、自社のニーズに合わせた提案力があるかを重視しましょう。

優れた人材が揃っており、良心的な価格の人材派遣会社は魅力的に思えるかもしれません。しかし、いくら優秀な人材が派遣されてきても、業務内容やニーズに合わなければ、期待するパフォーマンスは発揮されません。

人材派遣サービスにおいて重要なことは、「自社の事業や要望を見極めたうえで、マッチする人材を派遣してくれること」です。
専門分野に特化した人材派遣会社や、紹介予定派遣や業務委託などの人材サービスにも対応している人材派遣会社は、マッチング率の高い人材を用意してくれる可能性が高いためおすすめです。

3-2.トラブル時に対処できる対応力があるか

トラブルの発生時にきちんと対応してくれる人材派遣会社を選ぶことも重要です。

ビジネスにおいてトラブルは付きものです。派遣されてきた人物がスキルや経験のある人材でも、想定外のアクシデントに見舞われる可能性はあります。こうしたトラブルに対応してくれない人材派遣会社や解決能力がない人材派遣会社を利用すると、業務に支障をきたすこともあるでしょう。

そのため、対応のよさやスピードだけではなく、実際のトラブル解決能力も見るべきポイントです。トラブル時にすぐに担当者が駆けつけ、問題解決にあたってくれる人材派遣会社であれば、安心して利用してよいでしょう。

4.パワーキャストグループは無料見積もりを受付中

人材派遣を検討している企業様は、「パワーキャストグループ」をぜひご利用ください。

パワーキャストグループでは人材派遣をはじめ、紹介予定派遣・人材紹介・業務請負など、幅広い人材サービスを展開しています。製造業・物流業・介護業・福祉業を中心に幅広い人材が揃っており、人材の数と質に確かな自信があります。
人材派遣後のアフターフォローやトラブル対応も徹底しているため、安心してご利用いただくことが可能です。

人材サービスに関する相談や見積もりは無料で承っているため、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

見積もり価格が妥当なのか調べたいときは、今回紹介した「人材派遣の見積もりが適正価格か確認する方法」を参考にしてください。派遣料金の全国平均や最低賃金を用いることで、地域における派遣料金の相場を求めることができます。

提案力や対応力がある人材派遣会社を探しているときは「パワーキャストグループ」に一度ご連絡ください。パワーキャストグループでは、専門分野に特化した人材派遣や多様な人材サービスを展開しており、トラブル時にも迅速に対応が可能です。