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人材の採用方法|代表的な種類から選び方まで解説

企業が人材を採用する方法には、多様な選択肢が存在します。いずれの採用方法も特徴や必要なコストが異なるため、どの媒体を選べばよいのか迷っている人は多いのではないでしょうか。また、人事・採用担当としての経験が浅い場合、企業の採用方法にはどのような種類があるのかわからないこともあるでしょう。

そこで今回は、7種類の人材を採用する方法について解説します。多くの企業が陥りやすい採用課題別に解決策となる採用方法の選び方も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

1.採用方法の種類7選

採用したい人材の条件や、自社が採用活動に割ける予算によって、最適な採用方法は異なります。まずは、どのような採用方法があるのかを把握しましょう。

ここからは、代表的な7種類の採用方法の特徴やメリット・デメリット、主なユーザー層、費用の目安を解説します。

1-1.ハローワーク

ハローワークは、各都道府県の労働局が管轄する、公共職業安定所です。自社の所在地を管轄するハローワークに求人情報を登録することで、ハローワーク内に設置された求人検索システムの端末にデータが掲載されます。ハローワークへの登録・掲載は無料です。ただし、求人票の作成や応募者の選考などは、すべて自社で行わなければなりません。

メリット
  • 求人広告の掲載費用がかからない
  • 応募者の居住地域を限定できる
  • 条件によっては助成金が出る
デメリット
  • 応募総数が予測できない
  • 各工程の手続きに手間と時間がかかる
  • 掲載できる情報量が限られている
  • 希望通りの人材が応募するとは限らない
主なユーザー層 20~60代
費用 無料

1-2.求人媒体

求人媒体は、以下の2種類に分けることが可能です。

  • 紙媒体:新聞・情報誌・フリーペーパーなど
  • Web媒体:Web上の求人サイト

紙媒体は地域密着型の求人を、Web媒体は場所を問わずより条件に合致した人材とマッチングする求人を得意としています。どちらも、掲載する媒体によってターゲットの年齢や職業などをある程度絞り込むことが可能です。

メリット
  • 掲載できる情報量が多い
  • 企業側から直接登録者をスカウトできる媒体もある
  • 掲載媒体を選ぶことでターゲットを絞り込める
  • 求める条件に合致する人材から応募が来やすい
デメリット
  • 応募がなくても掲載費用がかかる
  • 条件のよい広告枠は費用がかさむ
主なユーザー層 10~50代
(掲載する媒体によって異なる)
費用
  • 掲載期間や広告の大きさで掲載料金が変動する
  • 紙媒体:数万~数百万円
  • Web媒体:1週間2万円~1カ月20万円

1-3.SNS

SNSは、企業の情報発信とともに採用活動を行うことができるツールです。企業と応募者がコミュニケーションを取りながら選考を進めることで、双方のミスマッチを減らすことができます。

メリット
  • 求人広告の掲載費用がかからない
  • 転職活動を行っていない人材にもアプローチできる
  • SNSで話題になれば拡散力が高い
  • 内定候補者の人物像を大まかに知ることができる
  • 内定者を囲い込める
デメリット
  • SNSやWebを利用しない層には届かない
  • 常に情報を発信しなければすぐに埋もれてしまう
  • アカウントの開設や運用には手間とスキルが必要
主なユーザー層 10~30代の若年層
費用 無料

1-4.転職イベント・合同説明会

転職イベントや合同説明会は、就職・転職意欲の高い参加者に直接アピールできる方法です。うまく自社の魅力を伝えることができれば、自社に関心のなかった有能な人材を獲得できる可能性もあります。

メリット
  • 自社の知名度に関係なく求職者にアピールできる
  • その場で選考面接に誘導できる
  • 応募前の求職者と意見交換できる
デメリット
  • 参加費用が高額となる
  • 天候次第で求職者の参加率が変動する
  • 準備・運営を担う人事担当者の負担が大きい
主なユーザー層 10~60代
(イベントのテーマによって異なる)
費用 30~150万円
(イベントの規模や開催地によって異なる)

1-5.自社サイト

自社のホームページに採用ページを設けて人材を募集する方法です。近年は興味を持った企業サイトをチェックする人が多く、Web上に情報の少ない企業は敬遠される傾向にあります。

メリット
  • 自社の独自性をアピールできる
  • 自由に自社の情報を掲載できる
  • 自社への興味や理解が高い人材を採用できる
デメリット
  • 自社サイトの制作・維持費用がかかる
  • 効果が表れるまで半年以上の時間がかかる
  • 自社に興味が薄い層への訴求力が低い
主なユーザー層 自由に設定できる
費用
  • ホームページを自社で制作・編集する場合は無料
  • 新規開設・編集を外部委託する場合は数万~数百万円

1-6.リファラル採用

社員や親族、知人から自社が欲する条件に合う人材を紹介してもらう方法です。縁故採用とも言われます。自社とマッチする優秀な人材を得やすい反面、ミスマッチが起こった際の対処に苦慮することもあるため、選考は慎重に行わなければなりません。

メリット
  • 人材の募集費用がかからない
  • 人柄や人間関係を把握しやすい
  • 安心感を持てる
  • 離職率が低い
デメリット
  • 確実に条件を満たせるとは限らない
  • 大量採用には向かない
  • 紹介者によっては気遣いが必要となる
  • 簡単に解雇できないことが多い
費用 無料
(紹介者側に謝礼を渡す場合もある)

1-7.人材派遣

人材派遣会社と雇用契約を締結・登録しているスタッフを自社に派遣してもらう方法です。派遣方法には、以下の2種類があります。

  • 一般派遣:契約期間のみ就業する一般的な派遣契約
  • 紹介予定派遣:社員雇用を前提として結ぶ派遣契約(最長6カ月)

業務の指揮権は自社に置かれ、社会保険の手続きや給与の支払いなどは人材派遣会社が行います。

メリット
  • 必要な人材を即座に雇用できる
  • 期間限定で雇用できる
  • 教育費・人材の募集費用がかからない
デメリット
  • 特定の派遣スタッフを指定できない
  • 一般派遣の場合は自社の社員として定着しない
主なユーザー層 20~50代
費用 スタッフごとに設定された時給にマージンが発生する

2.【採用課題別】採用方法の選び方

求人募集をかけてから時間が経過しているにもかかわらず、なかなか希望通りの採用数に至らない場合は、求人情報の内容自体に課題があるのかもしれません。採用活動の問題点を分析し、適切な解決策を講じましょう。

最後に、採用がうまく進まない代表的な2つの課題を挙げて、原因・解決策・おすすめの採用方法を紹介します。

2-1.応募数が少ない

求人を出しても応募者の人数が少なく、人材確保が進まない場合の原因・解決策・おすすめの採用方法は以下のとおりです。

原因
  • 提示する給与額や待遇が業種の相場に届いていない
  • 職種の希望者自体が少ない
  • 求人の存在自体がターゲット層に認知されていない
  • 自社の魅力が求職者に伝わっていない
解決策
  • 他社の給与や待遇を調査し、求人の条件を見直す
  • メディアなどに露出し、求人の認知度を上げる
  • 自社サイトへ自社の魅力をわかりやすく掲載する
おすすめの
採用方法
  • 人材派遣
  • ハローワーク
  • 求人媒体
  • 自社サイト
  • 転職イベント・合同説明会
  • SNS
  • リファラル採用

2-2.求める人材からの応募がこない

求人に対する応募数はあるものの、求める人材から応募がない場合の原因・解決策・おすすめの採用方法は以下のとおりです。

原因
  • どのような人材を求めているかが伝わっていない
  • 提示する報酬が人材の相場とかけ離れている
  • 他社よりも待遇が悪い
解決策
  • 自社に定着した人材を分析して自社のレベルを把握する
  • 求める人材に見合う条件の求人を出す
おすすめの
採用方法
  • 人材派遣
  • 求人媒体
  • 自社サイト
  • SNS

応募者数が少ない場合・求める人材からの応募が来ない場合のどちらにおいても、人材派遣を活用することで、早急に人材を確保できる可能性があります。高いスキルを持つ人材をすぐに補充したいときは、人材派遣の利用も検討してみてください。

まとめ

採用活動を行う際は、さまざまな採用方法の中から、自社の状況に適した手段を選ぶことがポイントです。求人を出してもよい反応を得られない場合は、自社が提示する求人の条件が相場と乖離していないか確認しましょう。自社の認知度を上げたり、掲載する情報の内容を見直したりすることも必要です。

求人を出してから応募・採用に至るまでは、ある程度の期間が必要となります。希望する条件に合致する人材を早急に確保したいときは、パワーキャストグループをぜひご利用ください。企業様のニーズに合う高いスキルを持つ人材を迅速に紹介いたします。